主役そっちのけの壮絶バトルが見物です。 / 04:現代 / d:ライト

河童のコウ/04:現代/d:ライト
番外編注意事項:性別注意事項なし / 表現注意事項なし / (本編年齢・性別注意事項なし) / (本編表現注意事項なし)
読者的キーワード:愛って偉大。
※まず最初に、当企画の参加資格である「条件3)本編未読の方でも読める内容であること。」に則り、私はどの番外編も本編は一行たりとも読んでいません。その上でレビューしていますので、本編を読めば解ると思われることなども、敢えて番外編のみの作品として捉えて書いています。 その点に関する誤読等ありましたらご容赦ください。

主役は河童のコウくんなんですが、そこは恐らく作者も意図して居るんでしょう二人が際だちますね。まさに命がけの愛ですよ。正真正銘命がけですよ。それなのに、実際大けが負ってるのに、どーして二人がバカップルにしか見えないんでしょうか。コウくんがそう見ているからでしょうか。いいえ多分、二人は本当にバカップルなんでしょう。真の意味でのバカップル。
命をかけた愛情表現を延々続けるなんて、バカ以外の何者でもありませんもんね。
ただ、彼女が命を落とした理由だけが理不尽で、それだけに「犯人」への怒りもコウくん同様わき起こりました。
コウくんは優しいね。多分きっと殆どの「神」たちは「犯人」と同じように人間を見ている筈なのに。
だからコウくんが怒ったときのシーンは怖かったです。ほんとに。目の前に炎が見えるようでした。
本編での主役であろう人物はまるで顔を出していません。一応、本編にも出てくるのかな?という人物がさらっとその存在を明かすだけです。
ので、これを「番外編」ではなく「単品」で出しても問題なく読めるなーと思いました。
しかしどうやら理系な感じの船木くん。理系の人がすんなり幽霊を認めるってどーなの(笑)
とにもかくにも、二人の壮絶なバカップルぶりが見物です。ちょっと、ほろっとさせられましたけどね。

:07/21登録

自己紹介

河童のコウ
概要: 番外編:河童のコウ 本編:無限の日 注意事項:  性別注意事項なし / 表現注意事項なし / (本編年齢・性別注意事項なし) / (本編表現注意事項なし) 作者名:夢希
From: 禁じられた言葉---番外編競作2---
Date: 2004年07月21日 19:57
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