レビュー祭

「の」と「と」でえらい違い。 / 01:FT / a:ハッピー

星と金貨/01:FT/a:ハッピー
番外編注意事項：性別注意事項なし / 表現注意事項なし / （本編年齢・性別注意事項なし） / （本編表現注意事項なし）
読者的キーワード：神の悪戯と邂逅

※まず最初に、当企画の参加資格である「条件3）本編未読の方でも読める内容であること。」に則り、私はどの番外編も本編は一行たりとも読んでいません。その上でレビューしていますので、本編を読めば解ると思われることなども、敢えて番外編のみの作品として捉えて書いています。その点に関する誤読等ありましたらご容赦ください。

まず初めに。
……私はショタではありません。ありませんったらありません。
でも少年らぶりぃ。ちょっと斜に構えていて、でも子供らしい部分も少し覗かせる辺りに思わず頬が緩……こほん。
描写では大男らしいファルケンですが、その物腰のせいなのか、あまり強面には思えませんね。とても優しくて懐が大きくて（でもちょっぴり間抜けな）感じに好感が持てます。
彼らが本編前のこの時に出会い、そうして少年が落とした金貨が友情を現すものだったのは、本編につながるものがあるのでしょうか。
再び彼らが出会うとき、いつか会ったことがあると思い出せなかったとしても。
少年はファルケンに金貨を渡すのでしょうか。
広大な草原に暮らす遊牧民の、その生活の匂いが感じられて、草の匂いが漂ってくるようで、深呼吸したくなる作品でした。