レビュー祭

もっとも辛い戒めかもしれず / 03:恋愛 / d:ライト

Amber Rose/03:恋愛/d:ライト
番外編注意事項：性別注意事項なし / 表現注意事項なし / （本編年齢・性別注意事項なし） / （本編表現注意事項なし）
読者的キーワード：なんでそうなる。

※まず最初に、当企画の参加資格である「条件3）本編未読の方でも読める内容であること。」に則り、私はどの番外編も本編は一行たりとも読んでいません。その上でレビューしていますので、本編を読めば解ると思われることなども、敢えて番外編のみの作品として捉えて書いています。その点に関する誤読等ありましたらご容赦ください。

出だしが優雅で、これは本当に「ライト」なのか？と思いながら読んでいったのですが、中盤で納得しました。えぇ確かにライトです。
っていうか禁句の代償がそれ!?　それなの!?　とモニタに向かって思いっきりつっこんじゃいました。
読後、本編の紹介を見たらコメディだそうで、今回のレビュー祭では本編を見に行くことはしないぞ。との決意をあっさり翻し、レビューが終わったら見に行こうと早速ブックマークしました。
そうか……そんなノリなんだ……。いい意味で脱力出来ます。
序盤はなー。序盤は優雅で気品が溢れていて気高くてすんばらしく上品なのになー。そーかー。そう来るんだー……。絶対本編読んでやる。
でも、仄淡い黄色に染まる白薔薇に自分を例えるシャルルの想いはとても切なく伝わってきました。本編がコメディなのに番外編でこんなに切なく書けるのは凄い。
私は番外編から本編へのルートですが、本編から番外編へのルートを辿る人も、シャルルの素顔が見られてニヤっと出来るのではないでしょうか。
本編も読まないうちから、早く完結しないかなーとうずうずさせられてしまう作品です。