穂高の不躾日記

2006年03月15日

『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』

 「やはり」という感が強いのですが、PS3、発売が今春→今秋に延期されましたね。プレス・リリースによれば、11月上旬に日米欧で同時発売予定に変更だそうです。
 この延期がソニーの事業にどう影響を及ぼすか……新たに生まれたこの“約半年もの空白”期間を、次世代DVD規格の面では東芝、家庭用ゲーム機の面ではマイクロソフトがアドバンテージとしてどう活用してくるのかが気になるところであります。


 なお、PS3、ワタシは今のところ買う予定はありません(笑)
 気になるPS3ソフトが出たらそのときになって初めて購入を考える、ってなカンジでしょうか。あぁ、でも、お値段によるかもしれません……予想しているよりも安かったらサクっと大人買いしてしまいそうな気が(;^_^A<衝動買い属性ありまくります(爆)


 さて、今日は仕事帰りに映画に行って参りました。
 本当は「ナルニア~」を観ようと思ったのですが、仕事が長引いてしまったので急遽変更して公開時期が短そう(笑)な【真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章(※FLASH/音出ます)】に足を運んでみました。……すみません、観たかったんです……(笑)


 この映画版、サウザー編をベースに多少オリジナル要素を入れた(あるいはオリジナルに書き換えた)内容の物語となっております。なので、原作知らないとわかりづらいというかまるでわからない映画なんじゃないかと……細かい説明、ほっとんどありませんしね。
 でもって、南斗十人組手=シュウが盲目になるシーンが始まり。つまるところ、レイなんて欠片も存在しておりません……ぬぅぉぉぉぉぉ! レイ、好きなのに……! でも、ユリアですら「ユ」の字も出てこなかった(!)ことを考えれば仕方ないかと……まぁ、トキが出てくるからそれでいいか、なんて思ったりもしましたが(爆)<お前は一体誰のファンだ。
 ちなみに、去年日記にも書きましたが、ワタクシ、「北斗南斗占い」では雲のジュウザでした(07/11の日記参照)。いやぁ~、今見ても思いますが、この微妙さが「三國志占い」で満寵になったワタシらしくて素晴らしいです(笑……うしかあるまい!)


 話を戻しまして、はい、サウザー編をベースにした「ラオウ伝」。
 上映時間が90分程ですので原作に沿っていながらもあれこれエピソードをカットしておりました。ワタシは事前にネット上の感想を目にしていたので知った上で見たのですけれども、本当にサウザーの過去がざっくりカット(笑) 南斗鳳凰拳が一子相伝だという説明はあるもののサウザーのお師さまとのエピソードはナッシング。その影響で、聖帝十字陵が「聖帝の権威を表すためのもの」という悪役らしさをアピールするための道具になってました……サ、サウザーが可哀相すぎてシュウ並みにワタシも泣きました(笑)
 サウザーを徹底的な悪役にする意図があったそうなのでこれもまた「仕方ない」という便利な言葉で片付けてしまうしかないかと思うのですけれども……でも、サウザーの名台詞「こんなに悲しいのなら、苦しいのなら、愛などいらぬ!!」が聞けなかったのは、ちと、残念。まぁ、「引かぬ! 媚びぬ! 省みぬ!」が聞けたからそれだけでもヨシとしますか(笑)


 え? オリジナルキャラが出てくるオリジナル・エピソード部分ですか?
 ……どうだったかと言われると、ワタシ的には「微妙」(爆) というか、オリジナルの女性キャラ(ラオウの親衛隊隊長)レイナの回想エピソードがワタシ的には「う~ん」というカンジでした。


 音楽は、タイトルバックの曲からして梶浦節だったので妙に嬉しくなってしまったヤツがここに1人(笑)
 クライマックスに当たる(?)ケンシロウV.S.サウザーのシーンでかかっていた曲はコーラスが入っていて「あぁ、梶浦楽曲だなぁ~」と思ってしまったのですが、男性コーラスが入っていたのでいつもと違うカンジでしたね。でも、パーン!と金管が入ってきそうな部分でフルートが鋭く切り込んでくる辺りはやっぱり「そうこなくちゃ!」な梶浦節といった印象(笑)
 シュウV.S.サウザーのシーン、それからラオウ再登場のシーン(何度目だったか細かいことは忘れたよ!/笑)、でもって宴の曲などが好みでしたねぇ。特にシュウV.S.サウザーのシーンは曲調が変化する辺りからが「来ました来ました!」という妙にテンション上がる風で好き系!
 惜しむらくは、映画そのものを楽しんでいたので音楽をかなり聞き逃してしまったんじゃないかというコトです……サントラ出なかったら泣くなぁ(;^_^A<アニメ映画のサントラって……出ない方が多いんだっけ?(不安)


 ところで、映画を観たほとんどの方が触れるであろう声の出演についてですが。
 ケンシロウ役の阿部寛さんは割合頑張ってらっしゃったように思えます。レイナ役の柴崎コウさんも健闘してたかなぁ……もうちょっと声の起伏があった方が聴きやすいのですけれども、女性キャラがほとんど出ていないのでその辺が幸いしたような気がしていたり。


 で……ラオウ役の宇梶さんですが……宇梶さん自身は好きな方なのですけれども、ごめんなさい、どうしても「ラオウとはちょっと違う」と思ってしまいましたね(;^_^A
 アニメ版の内海さんのインパクトが強かったというのもあるのでしょう、宇梶さんだと声質的に(ワタシの感覚では)高いんですよね。ラオウってあれだけ立派な体躯(笑)なんで、声も図太くないとちょっと釣り合わない印象。兵たちに命を下すときの割と長めの台詞辺りのトーンで統一して欲しかったです。――ちうか、映画オリジナルのソウガってキャラと並んで会話しているシーンとか、ソウガの声が石塚運昇さんだったので「……逆の方が良くないか?」とか思っちゃいました(爆)<石塚さんの低音も聞き惚れる系だ!


 そういえば、シュウの息子・シバを入野自由さんが演じてらっしゃいました。
 ワタシ、聞いたときに本気で福山潤さんかと思いました(爆) 似てた……ように聞こえたの……。
 先述以外のキャストは、サウザーが大塚明夫さん、シュウが大塚芳忠さん、トキが堀内賢雄さん、バットが浪川大輔さん、リンが坂本真綾さんでした。<ソウガの小さい頃が宮田幸季さんだったんですけど台詞的には二言三言。
 ――この辺、観てわかるように豪華キャストなんで非常に安定してました。っていうか、賢雄さんのトキがカッコ良かった!(T-T)<ワタシの中での新キャスト案、トキは田中秀幸さんでしたけど賢雄さんのトキには惚れ惚れでしたわぁ~、もっとしゃべって欲しかった(笑)


 とまぁ、色々書いてしまいましたが……何だかんだ言いながら、「出てくるザコな悪役がすべからくモヒカン」というのが実に久しぶりで爽快、楽しかったです。はい(笑)

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投稿者 穂高: 2006年03月15日 00:50 | トラックバック(0)



コメント

北斗の拳、雑誌連載時に普通に見てたはずなのに全くストーリーが思い出せません(勿論大まかな設定くらいは覚えてますが)。ケンシロウが行く先々で悪いお代官を殴り倒していく、『三匹が斬る』みたいな話・・・じゃないよなぁw こんな僕には内容が理解し辛い映画のようですね。

それにしても、折角「声の役者」さんと言うエキスパートが居るのに、何故中途半端な俳優を引っ張ってこようとするのか・・・僕は最近のジブリ作品とか全く観ないんですが、それってこの問題があるからなんですよね。良い映像を作ってるのに、何で声入れる段階で壊しちゃうのかなぁ。
実際アニメのアフレコと言うのに立ち会った事がある人間としては、声優さんの「ワザ」の凄さにとても敬意を表してますので、プロを尊重しないやり方に憤りを覚えてしまいます。

ま、プロデューサーとかがねじ込んで来るんだろうけど。話題作りとして。僕がやった『カッパの飼い方』と言う作品も、全然意味も無く話題づくりのためだけに萩原聖人連れてきてたっけ。下手で監督と音響監督にボロクソに言われてましたけどw

Posted by: むらまさ at 2006年03月16日 21:45

こちらには初カキコですね。
北斗の拳に思わず反応してしまいましたよ。
情報を全然知らなかったので、一番びっくりしたのが音楽が梶浦さんなんですね! サントラは有名アニメかつ梶浦作品と言うこともあるし、出ることに期待しましょう!
嗚呼、しかしサウザーの「愛ゆえに~愛などいらぬ!」が入っていないのはなあ……。アレがあってこそのサウザーだというのに!

ナルニアはおいらもまだ未見です。こっちは絶対に行きます。

Posted by: とみ~ at 2006年03月16日 22:00

>> むらまささん

 こんにちは~。
 『13階段』読了、お疲れ様でした! 思わずコメントに書き込みしてきちゃいましたけれど、ワタシもあの作品、好きでございます(^-^) 装丁もいいですよね~、作品の内容をシンプルに、でも克明に表していて!

> 北斗の拳、雑誌連載時に普通に見てたはずなのに全くストーリーが思い出せません

 ワタシも雑誌連載時に読んでいたはずなのですが、なぜか、第二部がまるで覚えておりません……ラストは覚えているのに、なぜ(;^_^A

> ケンシロウが行く先々で悪いお代官を殴り倒していく、『三匹が斬る』みたいな話

 時々、仲間のうちの1人がお供え物食べてお腹壊すんですよね――って、違ぁ~う!(笑)

 ……でも、「北斗の拳」を簡単に説明せよ、って意外に難しいかもしれません。拳でしかわかりあえない男たちの愛と哀しみの物語? うぅ~ん……何か違うような気がする……。

> それにしても、折角「声の役者」さんと言うエキスパートが居るのに、何故中途半端な俳優を引っ張ってこようとするのか

 宮崎監督は「作られた声」に対して反発を持っているとか何とかっちゅ~話を聞いたことがあります。
 でも、本職ではない方々の「作られていない声」の方が聞いてて違和感あるっちゅ~か薄っぺらいと思うことの方が多いような気ぃしますんで、ワタシ的には声優さんを使ってもらいたいトコロでございます。感情の乗っていない声って聞いてて物語に没頭できなくなっちゃうんでどうも苦手……。

> プロデューサーとかがねじ込んで来るんだろうけど。話題作りとして。

 1番やめて欲しいパターンですよね(´ヘ`;)
 声が合わないってだけで「あの作品はちょっと……」と否定されちゃうこともあるわけだから、頑張って作った他のスタッフさんたちのためにも妙な政治的な戦略って控えて欲しいと思う今日この頃です。

----------

>> とみ~さん

 こんにちは~。
 あれ、こちらは初めてでしたか? ……あぁ、森のSNSと混同していたかも、ワタシ(爆)

> 北斗の拳に思わず反応してしまいましたよ。

 長いタイトルをそのまま日記タイトルに突っ込んだ甲斐がありました(笑)
 いや、本当、長すぎます、このタイトル!

> 情報を全然知らなかったので、一番びっくりしたのが音楽が梶浦さんなんですね!

 梶浦氏のブログで告知が出たのもつい最近でしたが、ワタシも最初に知ったときにびっくりしました~!  「アタタタタタ(以下略)」ってな戦闘シーンでもばっちり女性or男性コーラス曲がかかってたりして、不思議なカンジでしたよ~。

> アレがあってこそのサウザーだというのに!

 いや、もぅ、本当にただの悪人でしたから(笑)
 最期に「ゆえに私は愛を捨てた」みたいなコトはちゃんと言ってた気がするのですが、お師さまエピソードをがっつん削除しちゃっているので「何をこいつ今さらそんなコト言っちゃってるの」状態に見えちゃってサウザーが可哀相でしたよ、はぅぅぅぅ。

 でも、トキはカッコ良かったです(笑)<お前、トキがカッコ良ければそれでいいのか!(だってレイはいないんだも~ん)

> ナルニアはおいらもまだ未見です。こっちは絶対に行きます。

 ワタシも何とかして観に行こうと思ってます。
 ……ロングランでいてくれることを願うばかり(笑)

Posted by: 穂高 at 2006年03月17日 01:23
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