穂高の不躾日記

2006年02月07日

本棚バトン

 本来ならば01/31が〆切だった、延ばしてもらった02/04でも仕上がりきらなかった、最終的に泣きついてデッドラインの02/10まで何とか待ってもらえることになった、毎度お世話になっている文芸サークル用のSSを完成させるべくこの数日間は珍しく(?)必死になって文章書いておりますφ(.. ;)
 そのせいか、今日はとうとう(?)ひどい肩凝りを発症させまして、仕事中でも首を左右に傾けるだけで「ゴキッ」「バキッ」「ボキッ」……まるで「どこぞに出入りに行くんですか?」な音を辺りに響かせてしまい、向かいのK先輩&隣の席のK山さんに「まだ火曜日なんだから整体にでも行ってきた方がいいよ」なんて言われてしまいました。


 ってなワケで、急ぎじゃない仕事は明日に回して(……また明日は映画に行けないですな……)、本日は最寄り駅近くにある、簡単な整体を行っているリフレクソロジー店へ足を運んで参りました。12月に続き2回目。
 前回は「相当凝ってますね」なんて苦笑されまくっていたのですが、今回はあまり話しかけられなかったので「実は前回よりも凝ってないんじゃないの?」とか思いつつ施術してもらいました。その状況が一変したのは右肩を揉んでもらったとき――ひ、久々に苦笑が漏れるような激痛を味わいました(笑)<あまりにも痛すぎて笑ってしまうような時ってありますよね!?(笑)
 でも、おかげさまでだいぶラクになりました(^。^;)
 やっぱり、たまには行った方がいいですね、整体系のお店。
 ……その前に、姿勢よくPCに向かうよう心がけるのが先かもしれませんが……。


 帰宅後は、日テレ系列でやっていた『戦国自衛隊』#2(後編)を視聴。<先週同様に『アンフェア』は録画。あとで2週まとめて観る予定。
 感想は明日辺り、他のものと一緒に書こうかと思いますが……ちょっとびっくり。いや、正確に言うと「ちょっとがっくり」でした(爆)
 #1と同じスタッフとは思えなかった……。


 さて、本日はmixiでふじむらさんからいただいた「本棚バトン」の回答をば。
 コレ、正式名称は「突撃! 隣の本棚バトン」というのでございます……すみません、エントリのタイトルに正式名称そのまま突っ込むとバトンっぽくなかったので勝手にトリミングしてしまいました(爆)
 

問01:直感で選び出してください。今、一番お気に入りの一冊。

 直感で1冊行きます――『シリウスの道』(藤原伊織/文芸春秋)。

 読んだのは昨年の11月末で、ただいま実兄に貸している最中なので実際には本棚に並んでないのですが(ヲイ/笑)、数日前に同氏の『雪が降る』(講談社)を読み終えたときに「やっぱ藤原氏はいいよ!」とか強く思ったコトもあって(?)真っ先にこれが浮かんできたようです。

 ミステリとして読むとインパクトが足りないことは否めない作品ですが、企業小説としては傑出していると思います。人間ドラマというか、描かれている人物たちの生き様や信念に惚れ惚れするんですよねぇ……そして、無駄のない藤原氏の文章にも惚れ惚れ。ネット上の個人書評で「読みやすいのは美しい日本語だから」というようなコメントを拝見した際、大いに賛同したものです。こういう文章、キャラクター、ストーリーが書けるようになりたいものです。

 ちなみに、漫画なら先週購入したばかりの『浪漫狩り』(岩崎陽子/秋田書店)。


問02:大きな声で訴えてください。ぜひ、他の人にも読んで貰いたい一冊。

 そうですねぇ……これまた出張中で手元にないんですけれども(ヲイヲイ/笑)、やっぱり『終戦のローレライ』(福井晴敏/講談社)でしょうか。

 福井氏の作品の中で1番人気といえば『亡国のイージス』(講談社)だと思いますが、この『終戦の~』の方を読んでもらいたいと思います。適切な言葉が見つからないのですが、「人はどこまで行っても人なのだ」というのを戦争を介して様々な角度から見せられ、考えさせられたりもしました。読者の年代(年齢層)によって受け取り方も異なりそう……だからこそ、色んな方に読んでいただきたいですね。


問03:遠慮無用です。思う存分語ってください、この一冊。

 思う存分ですか!
 うわぁ~、何で語ろうかなぁ……じゃあ、本棚にある本ってコトで『慟哭』(貫井徳郎/東京創元社)。

 同作品は貫井氏を知るきっかけとなった1冊です。ワタシにしては珍しく、周囲の推薦やネットでの前情報から知ったのではなく、書店でのポップアップ広告を目にしての衝動買いでした。
 読みはじめてすぐに「これがデビュー作かぁ……」と、その腰の据わった硬質な(それでいて読みやすい)文章にまずびっくり。貪るようにして読み進めていったものの、ラストの1行で救いようのない結末に直面、衝撃を受けて大いに凹んだ挙句、「この作家の本は2度と読まない、手に取らない!」と同僚たち&サイトマスターさんたちに断言してました。

 それが今じゃ、アナタ、アンソロジー集と雑誌掲載分を除いたもの(単行本・新書・文庫)はすべて読破ですよ、えぇ(笑) おかげさまで、ちょっとくらいダークテイストな作品でも割かし平気で楽しんで読めるようになりました(笑) 


問04:厳選して選び出してください。貴方の本棚にある、一番「表紙が美しい」と思う一冊。

 今現在、本棚にあるものでというと……『女王様と私』(歌野晶午/角川書店)。

 正直、作品は好きな部類から程遠かったのですが(笑)、白と黒で描かれた非常にインパクトのある装画はものすごく好きです。タイトルとこの装画だけでレジへ本を持っていった人、実は多いんじゃないかと(勝手に)推測しています。

 他人様に差し上げてしまった、かつて本棚に並んでいた本の中では『サウンド・トラック』(古川日出男/集英社)がダントツ1位。白を基調に、赤で縦線がノイズのように入った表紙は作品の内容と相俟って実に美しく印象的でした。


問05:思い出してみてください。好きな台詞と、出典。

「真実、相手に感謝し、心から尊敬の念を感じたときには、しぜんに頭が下がるものだ。礼とは心の中にあるものを表すためのもので、形によって心を量るためのものではないだろう。」
 ――『風の万里 黎明の空』(小野不由美/講談社)より

「納得する必要はない。辛いことが、辛くなくなることはない。自分の中に収める場所を見つけるだけだ。」
 ――『レディ・ジョーカー』(高村薫/毎日新聞社)より

「小説を味わうというのは、内容というよりもそのスタイル、文体を味わうことなのだ。でなければ、あらすじだけでいい、ということになる。」
「なぜ書きたいのかを自覚することは、なにを書くかよりも大切だ。」
 ――『言壺』(神林長平/中央公論新社)より

「職業に貴賎はないが、プロと素人はいる」
 ――『シリウスの道』(藤原伊織/文芸春秋)より

「叩けば誰だって痛いんですよ…痛そうじゃないから痛くないんだろうと思ったら大間違いだ…それは単にその人がガマンしてるだけですからな」
 ――『犯人に告ぐ』(雫井脩介/双葉社)より

 内容的にかなりバラけましたが、こんなところでしょうか。
 ちょっと多すぎるような気もしますけれども(笑)、いずれも印象深かった台詞、名言だと思った台詞です。気になったもの、心に残ったものがありましたら是非とも原作(本)を手にとってみてください(笑)


問06:今、読んでみたいor気になっている一冊。

 1冊……1冊ですか……。
 じゃあ、「今」というよりも発売当初から気になっている『神様ゲーム』(麻耶雄嵩/講談社)。
 麻耶氏らしい作品と聞き、読みたくて仕方ないのですが……いかんせん、ミステリー・ランドはどうも食指が動かなくて今日に至っているのでありました(爆)<あの文字の大きさとお値段が微妙に苦手で;

 ちなみに、数日前でしたら『チーム・バチスタの栄光』(海堂尊/宝島社)と答えたように思えます。なんで今は違うのかと言いますと、数日後にはうちに届く手はずになっているため「とりあえず読みたいぞ!」ってな欲求が一段落したのです(笑)


問07:ざっと眺めてみてください。「このタイトル凄いよな」と思う一冊。

 うわっ、これ難しいですね!
 そうですねぇ……ワタシの本棚だと『痾』(麻耶雄嵩/講談社)になりますかねぇ(笑)
 すごいタイトルの本ってないかもしれません。割とまともな本棚?


問08:自慢してください。「これを読み切った自分を褒めてやりたい」一冊。

 『これがニーチェだ』(永井均/講談社)。
 お風呂に入りながら読んでいたら湯船に落としました(笑) 乾かして読みましたよ、えぇ(笑)<自慢(話)じゃなくてただの失敗談……。

 好みではないのに最後まで読みきったという点では『四重奏』(倉阪鬼一郎/講談社)と『星降り山荘の殺人』(倉知淳/講談社)、全体構造がほぼわかったのに厚さに負けず最後までよく読んだという点では、『暗黒館の殺人』(綾辻行人/講談社)を読み終えた自分を誉めてあげたいです――それぞれのファンの方、失敬。<偶然にも講談社……(笑)
 

問09:頭を捻って考えてください。「これは絶対、このバトン見ている他の人が持っていない」と思う一冊。

 『ボーイズラブ小説の書き方 ~「萌え」の伝え方、教えます~』(花丸編集部/白泉社)――すみません、こんなの本棚にあったりします(笑)<BLを研究したかったのとネタにしたかったのとで買っちゃいました(笑)

 いや、『ヴァイキングの経済学』(熊野聰/山川出版社)ってテもありましたか!


問10:バトンを回す人、3人。

・ゆめのみなとさん@【Reading Diary-MEMO
・葛城直哉ん@【日々雑記
・むらまささん(mixi内)

 初めてバトンで「次に回す人数が3名って少ないよ!」と思いました(笑)
 というワケで、悩みに悩んだのですが、本をたくさん読んでらっしゃるなぁ~という印象の(上述の)3名の方へ。連絡は……やっぱりこれからです(爆)<連絡入れるときにはバトン名が「本棚バトン」じゃなくて「突撃! 隣の本棚バトン」だと必ず書かないと伝言ゲームになっちゃいそうなんで気をつけます~(笑)

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投稿者 穂高: 2006年02月07日 07:30 | トラックバック(2)



コメント

先輩こんにちわ~。
整体、一度は行ってみたいです。直哉です。

バトン、受け取りました~。うおう!なんだか熟考しなきゃなので、回答までにちこっと時間がかかってまうかもしれません。本棚、漫画ばかりですが(汗)

バトンありがとでした~、寒さが続くと肩こりもよりひどくなりますが、お体にはお気をつけて~。

Posted by: 直哉 at 2006年02月10日 13:49

穂高さん、こんにちは。メールをありがとうございます。
バトン、確かに受けとらせていただきました。
ちょっと時間がかかりそうなので、回答はしばしお待ち下さいませ。

Posted by: ゆめの at 2006年02月12日 09:40

>> 直哉ん

 こんにちは~。
 整体、いいっスよ。あれは気分的にも肉体的にもプラス効果を生みますです……もぅ、先週からこっち、すげぇ肩凝りで半泣き状態なのよ、ワタシ(´ヘ`;)

> バトン、受け取りました~。

 ありがとうございます!
 気が向いたときにでも答えてやってくださいませ。漫画でも全然OKだと思いますんで!<うちはたまたま本棚に漫画がなかったのであんなカンジになったんですよん。

> 寒さが続くと肩こりもよりひどくなりますが、お体にはお気をつけて~。

 直哉んも!
 特に、ゲームによる肩凝りには十分お気をつけを!(笑)

----------

>> ゆめのさん

 こんにちは~。
 ご連絡が遅くなったのに、わざわざコメント欄にまでお越しくださいましてありがとうございます(ご足労おかけしてすみません!)

> ちょっと時間がかかりそうなので、回答はしばしお待ち下さいませ。

 はい、いつでも結構ですのでお手すきのときよろしくお願い致します!
 首を長くして待っておりますね~(^-^)

Posted by: 穂高 at 2006年02月12日 20:53

こんばんは〜、櫻井です。
ちょっと最近すっかり某二次創作界隈の人になっちゃって、久々に“こっち側”に戻ってきたというカンジです(笑)

ええと、コメント今さらですが…!
……あの、私、『ボーイズラブ小説の書き方 ~「萌え」の伝え方、教えます~』持ってます…………。
まだ結婚する前、今のダンナと一緒に本屋うろついてたときにコレをみつけまして、当然その場では手にも取らず(笑)「あとでどっかで立ち読みしよう!」と固く心に決めたのでした;
いざ読んでみると、BLに限らずけっこうエンタメ一般に通じる内容のような気がして、損じゃなかったなぁと思ってます。
──やっぱりBLは書いてないんですけどね(;^_^A(向かないよ、私にはやっぱり向かないよ、あのジャンル…/遠い目)

というわけで、「同士です!」宣言でした(笑)

Posted by: 櫻井水都 at 2006年02月22日 21:17

>> 櫻井水都さん

 こんにちは~。
 ワタシも最近ではすっかり創作といえば二次になりつつあります……っていうか、“こっち側”は日記の更新で手一杯ってどうなのかと(笑)

> ……あの、私、『ボーイズラブ小説の書き方 ~「萌え」の伝え方、教えます~』持ってます…………。

 なんですと……!
 あぁ、やっぱり、あの設問は『ヴァイキングの経済学』にしておくべきだしたかっ、くっ!
 それはさておき、件の本。
 面白い部分は多々ありましたが、ちょっと「今さらそんな話?」みたいな部分も結構ありませんでした? BLどうのこうのというよりもそれにびっくりしたですよ、ワタシは。

> というわけで、「同士です!」宣言でした(笑)

 勇気ある名乗り、ありがとうございました!(笑)

Posted by: 穂高 at 2006年02月23日 11:41
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Title: 突撃! 隣の本棚バトン
Excerpt: 穂高あきらさん@【Novelism】から「突撃! 隣の本棚バトン」を回していただきました。な、なんかものすごいタイトルのバトンですね……。おもわず腰砕けになりそう&うわーんこんなの答えられないよう、になって......
From: Reading Diary-MEMO
Date: 2006.02.14
Title: 突撃!隣の本棚バトン!
Excerpt: 【Novelism】の穂高あきら先輩より、「突撃!隣の本棚バトン」をお預かりいた
From: 日々雑記
Date: 2006.02.20
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